【初心者向け】アロマオイル(精油)の使い方完全ガイド

アロマオイルってどうやって使うのがおすすめ?

アロマセラピーって興味があるけど、難しそう…簡単にできるのないかな?

「アロマ=香り」のするオイルである「精油(エッセンシャルオイル)」には様々な使用方法があります。

正しく使うことで心身のリラックスなど、メリットがたくさんあります。しかし、間違った使い方や正しくない製品を選んでしまうと体への悪影響も。

アロマセラピーは香りの種類も多いので、「どれを選んだらいいかわからない…」という声もあります。この記事では、自分に合った香りの種類・使い方などの選び方・簡単に始められる楽しみ方について、初心者向けに解説します。

この記事で解説するアロマオイルは「精油(エッセンシャルオイル)」についてです。心身へのメリットがたくさんある精油を活用していく方法を解説しています。

この記事を読むとわかること
  • アロマセラピーで使用する精油の選び方
  • アロマオイル(精油)の活用方法
  • それぞれの活用方法のメリット
  • 生活でのおすすめの取り入れ方

自分の生活に合ったアロマの使い方を見つけて、忙しい毎日の癒しに取り入れていきましょう。

この記事を書いている人

ゆずか

  • 看護師/助産師、産科病棟勤務(10年以上)
  • IFPAアロマセラピスト
  • 妊産婦アロマセラピスト(ARTQ)

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目次

アロマセラピーで使用する精油の基本と正しい選び方

アロマオイルとは何か?精油との違いについて解説

今回の記事では「精油(エッセンシャルオイル)」の使い方・アレンジ方法について詳しく解説します。

アロマセラピーで使用される「精油」は、植物から抽出された天然の香り成分が凝縮されたものです。植物の花や葉、果皮などから抽出され、リラックス効果や健康促進などさまざまな効能があります。

「アロマオイル」という呼び方は正しくない?

精油を含めた香りのするオイル全般がアロマオイルと呼ばれています。

そのため、精油以外の人工物が含まれているもの・肌につけてはいけないものなどもアロマオイルとして販売されているものの中にはあります。

お店でも「精油」と書かれているか、確認をしてから購入するようにしましょう。

アロマセラピーで使用する香り精油)の選び方

精油は効果や香りがそれぞれ異なり、目的に合わせて選ぶことが大切です。

  • リラックスしたいので、癒される香り
  • 集中力をアップしたいので、リフレッシュできるもの
  • 除菌スプレーを作りたいので、抗菌作用のある精油

このような目的を決めた上で、その特徴を持っている香りを選びます。

例えば、

  • リラックス効果が欲しい場合は、ラベンダーやカモミール
  • 集中力を高めたい場合は、ローズマリーやペパーミント

香りを楽しみたい場合、好きな香りを選ぶことも重要です。

効能・作用で選ぶよりも自分に合った香りを選ぶことができる場合もよくあります。

また、品質の高い精油を選ぶことも重要です。

信頼できるブランドやオーガニック製品を選んで、安心して利用しましょう。

精油の選び方は他の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ併せて読んでみてください。

アロマセラピーを活用して毎日をハッピーにする方法

「香りを楽しむ」ことがアロマセラピーの基本ですが、アレンジの方法は多数あります。そして、アロマセラピーは簡単にアレンジできる使い方がたくさん。

香り(精油)を購入しただけでは意味がありません。実際に活用することが大切なので、忙しい毎日の中でも皆さんが取り入れやすい・すぐに使える方法を紹介していきます。

すぐに実践できる方法がたくさんあるので、ぜひ参考にして試してみてください。

アロマセラピーの基本「芳香浴」

芳香浴は「香りを楽しむ」というアロマセラピーの基礎となる使用方法で、「精油の香りを嗅ぐ」これが出来れば芳香浴です。

精油をコットンなどに数滴垂らして香りを嗅ぐ

これだけでも十分「芳香浴」を楽しめます。

さらに広い場所で香りを楽しんだり、香りを持ち運んだり、インテリアとしての楽しみを付け加えたりと、芳香浴には様々なアレンジができます。

芳香浴の例:

  • ディフューザーを使用して広い場所で香りを楽しむ
  • 眠る前に頭元のアロマストーンに数滴落して癒し空間を
  • ロールオンタイプの入れ物に入れて外出先でも活用
  • アロマランプでインテリアとしての楽しみもプラス

ディフューザーは芳香浴を手軽に楽しむアイテム

ディフューザーは、アロマオイルを部屋に均等に拡散させるための優れたツールです。

使い方は簡単で、精油のみ・水と精油などいくつか種類がありますが、それぞれをディフューザーに入れ、スイッチをオンにすればOK。

雑菌の繁殖に注意

ディフューザーを使用するときは、こまめに洗浄・乾燥をさせて、中で菌が繁殖しないように注意しましょう。
水を使用しないタイプのものは、掃除が楽なので手間をかけたくない人におすすめです。

芳香浴は簡単で誰にでもすぐにできるアロマ活用方法。「何から始めたらいいの?」という方は、まずは精油を一本購入して、芳香浴を楽しんでみましょう。

芳香浴のアレンジ使用方法

寝室ではラベンダー・リビングではシトラス系の香りなど、場所に合わせて使う精油を分けると気持ちが切り替えられます。

アロマトリートメント・マッサージで心身をほぐしてリラックス

精油は鼻から吸入する以外にも、肌から塗布して吸収することもできます。

自分で行うセルフマッサージ・お店でプロのアロマセラピストから受けるアロマトリートメント、それぞれに良さがあります。

アロマトリートメントとアロママッサージは何が違うの?

「マッサージ」という言葉は日本国内では使用に制限があるため、お店などで施術をする場合は「アロマトリートメント」と書かれています。

実施する内容は「精油」を使用して「マッサージをする」ということは変わりません。

アロマトリートメントはリラックス効果だけでなく、肌の健康促進にも効果的です。

キャリアオイルに精油を数滴混ぜ、マッサージすることで、心地よい香りとともにリフレッシュできます。

アロマトリートメントは自分で行っても十分気持ちいいですが、プロに施術してもらうのは至福の時間です。ぜひ一度試してみてください。

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アロマバスでリラックス

アロマバスは、忙しい日常から離れてゆったりとした時間を楽しむリラックス方法の一つです。

お風呂に入る前に精油を数滴垂らし、湯船に入ると香りが広がります。

自分の好きな香りで手軽に作成することができます。

「自分で作るのは面倒…」という方は、すでに香りがブレンドされたバスオイルも販売されているので、そちらを購入すると手軽に活用できます。

アロマバスを行うときの注意点

肌への刺激に注意

精油が肌に直接触れることで赤みや痒みが出る可能性があります。
肌に異常が出た場合はすぐに中止し、洗い流すようにしましょう。

対策:

  • 乳化剤を使用する
  • 精油の量は最初は少なめから(3滴程度〜)
  • 柑橘系の精油は使用しない
  • 浴槽の中ではなく、浴槽の外にアロマストーンなどを置いて芳香浴にする

体を温めながら香りを嗅ぐことができるので、リラックス効果をさらに高めることができ、疲労回復にも効果的です。

アロマキャンドルの活用法

アロマキャンドルはリラックス効果が高く、癒しタイムにおすすめのアイテムです。

炎によるリラックス効果と相乗効果あり

炎には、眺めることでのリラックス効果もあります。
炎のゆらぎは人が気持ちいと感じるリズムなので、見ているだけで気持ちを落ち着かせてくれる効果があります。

アロマキャンドルを灯すことで、視覚・嗅覚の両方で楽しむことができます

また、インテリアとしても楽しむことができるので、部屋の雰囲気づくりにも使えます。

自宅で手軽に作ることもできるので、自分だけのオリジナルのアロマキャンドルを作成してみてはいかがでしょうか。

アロマスプレーは様々なアレンジができる

アロマスプレーは簡単に作ることができ、手軽に使えるアイテムです。

枕や布団・部屋全体にスプレーすることで、お好みの香りを楽しむことができ、一日の終わりやリラックスしたい瞬間におすすめです。

香りを楽しむ以外にもいろいろな目的のアロマスプレーがあります。

アロマスプレーのアレンジレシピ

  • トイレなどの消臭スプレー
  • 外出時の虫除けスプレー
  • 掃除の際の除菌スプレー
  • 手の消毒スプレー

使用する精油によって様々な目的のものを作ることができます。

自然な香りなので、「市販の芳香剤は香りが強くて苦手…」という方におすすめです。

さらなるアロマオイルの使い方アレンジ

アロマセラピーでクラフト作り

精油を使った手作りクラフトは、自分だけのオリジナルなアイテムを作ることができ、贈り物にも最適です。

例えば、香りを入れるだけのアロマスティック・アロマストーン、香り袋などは手軽に香りを身の回りに取り入れることができます。

他にも様々なアイテムを作成することができるので、クラフト作りはアロマセラピーの楽しみ方の一つです。

アロマセラピーを美容に活かしていく

アロマセラピーは美容にもおすすめのアイテムです。

例えば、ローズやゼラニウム・ネロリなどの精油をスキンケアに取り入れることで、肌のトーンを整え、保湿効果を得られます。

基礎化粧品に精油を混ぜて使うキャリアオイルと混ぜてお肌のマッサージに活用することもできます。

アロマセラピーを活用した美容法で、自然の恵みを活かして肌を健康に保っていきましょう。

アロマセラピーグッズの利用方法

市販のアロマセラピーグッズを使うことで、より身近にアロマを楽しむことができます。

先ほどクラフト作りで紹介したアロマスティック・ロールオンなどはすでに完成した形でも販売されています。

手軽に楽しみたい方は、これらのアイテムを使うことで簡単にアロマを活用することができます。

香りがすでにブレンドされたオイルも多数販売されています。

「自分で香りを組み合わせるのは難しい…」という方には、すでにブレンドされたオイルを購入して使用することもおすすめです。

アロマセラピーの使い方は無限にある

精油の使い方は広がりがあり、様々なシーンで活用できます。自分のライフスタイルや好みに合わせて取り入れ、日常に香りの楽しみをプラスしてみましょう。

初めての方でも手軽に始められる精油の使い方を見つけ、自分自身の癒しや美容に活かしていくことで、より充実した生活に役立てることができると思います。

アロマセラピーの魅力を探求し、香りの世界に浸ってみてください。

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